【那珂良しラジオ】栃木県指導林業士 佐藤さん

人が手を入れ、長い間 人間と共存をしてきた自然「里山」

しかし燃料の多様化により、里山も昔ほど 利用されなくなり、
荒れた状態となっています。

たとえば、里山にある草花は
人の手できちんと草刈をしなければ維持することができません。
あの秋の七草 キキョウですらも絶滅危惧種になってしまっているんです。

そんな昔からある身近な自然を守るため、
那珂川町のフィールドを超えて、活動している方がいらっしゃいます。

那珂川町に住む 栃木県指導林業士 佐藤 昭二さんは
東京の緑化会社勤務などを経て、
那珂川町にUターンをし、家業の農林業を営んでいます。

佐藤さんは 那珂川町林業振興会に所属し、
那珂川町で その仲間たちと一緒に
小さい子どもたちや その親御さんたちに
「林業」に興味をもってもらう活動もされています。

その活動のひとつ。
先日 那珂川町小砂で行われた「冬の里山体験 PART4」
町内はもとより、東京などからも自然に関心をもつ たくさんの親子が集まり、
那珂川町林業振興会のみなさんが用意したアスレチックや
自然のアイスリンク、ドングリや小枝を使ったやじろべえ作りなど
ここでしかできない経験を満喫していました。

そもそも 佐藤さんが林業に従事しようと考えたきっかけは
幼少期、おじいちゃんに山に頻繁に連れて行ってもらったことが
あるようです。

そのことから、このような経験を通して
より自然や林業に興味をもってもらえれば。とお話していました。

人と自然とが共存してきた里山の豊かな植生は、
人が森や田畑の手入れをすることで守られてきました。

薪炭林だった佐藤さんの森林も、長年 手入れが行き届かなくなっていたため
再生させるのに大変な苦労があったそうです。

今、山の管理は 人手不足などで、
かつての豊かな環境を保つことが難しくなっているんです。

一方、都会では蓄熱するコンクリートに覆われて ヒートアイランド化が進み
自生する植物は 見られなくなってきています。

そんな地方の里山と都会の問題を解決すべく始まったプロジェクトが

       「5×緑(ゴバイミドリ)」

専用のユニットに、里山にある在来の植物を5面(側面&上面)に植え、
制約の多い都市緑化に一助するというものです。

《 在来の植物を守る 》ために、
地域に方々に 里山の手入れをお願いし、
そこで育った草花を 5×緑に供給してもらう。

供給してもらった草花を買い取り
そのお金おを《 里山の活性化を図る 》ための管理費などに使ってもらう。

5×緑のユニットを都市(まち)に置くことによって《 都会に緑をもたらす 》
都会でも里山の緑を楽しんむことができる

という 都市と里山のウイン‐ウインの関係が成り立つことができるのです。

この那珂川町の草花が使われている5×緑のユニットは、
東京タワーの喫煙所など、多くの人が目にする場所にも置かれています。

林業が衰退しつつある昨今、
人が入らなくなった山は荒れ、獣害や自然災害をもたらす要因ともなっています。

小さい頃から自然と触れあい「林業士」という仕事に触れること、
里山から離れたところに住んでいても、保護につながる活動があることなど、
自分の身近なところに できることがたくさんあるのだと感じました。

まずは、ちょっとだけ 目線をあげて 身の周りの自然について考えてみてみませんか?

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★posted by『batoinfo』★

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