【那珂良しラジオ】馬頭院

寛永5年 6月10日。
初代 水戸藩主 徳川頼房の三男として生まれたのが
“ 水戸黄門 ”でおなじみ 水戸光圀公です。

那珂川町は、かつて水戸藩領であったこともあり
水戸光圀公が何度も訪れている縁の地です。

今回はそのなかのひとつ『 馬頭院 』をご紹介しています。

建保5年(1217年) 今からおよそ800年前に
“ 馬頭院 ”は光宝和尚により開創されました。

しかし、当時の寺名は「勝軍山 地蔵院 十輪寺」で
元禄5年(1692年)に、寺名を「武茂山 十輪寺 馬頭院」に改めたのが、
水戸光圀公です。

さらに光圀公は、“地蔵菩薩”から“馬頭観世音菩薩”に、
本尊をも改めました。

何やら光圀公は霊感のあるお方で・・・
この世のものではないものが見えた・・・

訳ではなく、今 馬頭院がある場所に
霊験あらたかなものを感じたようです。

また 本堂の欄間には 二十四孝(中国の親孝行に纏わる二十四の物語)の
9つのストーリーが彫られています。

仏教のお寺で 儒教の彫刻はめずらしいのですが、
これは光圀公が 儒教に大変、造詣の深い方だったからとされています。

そして馬頭院で忘れてならないのが『 三度栗 』。

これは「 枝垂栗 」という栗の種類で、
光圀公が馬頭院を訪れた際に記念樹として植えたと云われています。

一年に三回花を咲かせ 実を付ける
      
      ので

      三度栗

という説を耳にしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、

実は、『 三斗栗 』だったのではないか・・・

という説もあるそうです。

“斗”には 「たくさんの」という意味もあり、
この栗の木は 毎年 取りきれないほど多くの実を付けるそうです。

真相の程はわかりませんが、いろんな空想を膨らませながら
境内を歩くのも すごく楽しいですよね。

他にも境内にはソメイヨシノやシダレザクラ、モミジやイチョウなど、
様々な植物が植えられ、四季折々の美しい風景を楽しむことが出来ます。

水戸光圀公が かつて那珂川町を漫遊したように、
ぜひ馬頭院に足を運び、過去に思いを馳せてみてはどうでしょうか?

タグ:

★posted by『batoinfo』★

コメントは受け付けていません。