【那珂良しラジオ】なす風土記の丘資料館

那珂川の流域にはたくさんの文化遺産が残されており、
特に那珂川と箒川が合流する那珂川町小川地域では、
多くの遺跡が見つかっています。
これらの遺跡や資料を保存し、紹介しているのが
『なす風土記の丘資料館』です。
現在、なす風土記の丘資料館 小川館では、
小中学生向けの展示会「辰を考古学する」が開催中です。

来年の干支は、『 辰 』。

十二支で辰となっている動物は、『 龍 』です。
龍というと、どんな動物をイメージしますか?

龍といえば、鱗がある長いからだに、頭には角のような突起がある
動物を思い浮べますよね。

この架空の動物 龍が、どのような動物として考えられ、
人と関わってきたのか……

それを小中学生にもわかりやすく展示しているのが、
なす風土記の丘資料館 小川館で開催中の展示会
「辰を考古学する」です。

まず目に入ってくる展示は
「 金ユ信墓十二支神像 拓本 」個人所蔵
(きむゆしんぼ じゅうにししんぞう たくほん)

金ユ信墓は、朝鮮半島統一(676年)のときに
武烈王(ぶれつおう)の忠実な家来として活躍した
将軍・金ユ信のお墓です。

7世紀につくられた直径21.5mの円墳で、
古墳の周りには、方位に従って十二支神像を浮き彫りにした
石がならんでいます。

像には獣頭人身(頭は動物で、体が人間)の十二支が描かれていて
お墓に葬られた人物(金ユ信)を守る役目をしていると
考えられています。

この「 金ユ信墓十二支神像 拓本 」はこの時期、恒例の展示となっていて、
この屏風を飾る季節になると、
「今年もそろそろ終わるんだな~」と実感するそうです。

そのほかにも、

☆龍はどんな動物からできている?
☆日本に伝えられたのはいつ?
☆伝説の龍神と龍宮!
☆お祭りやおもちゃに残る身近な龍

などについて理解が深まる展示がされています。
毎年、年賀状の題材の参考に訪れる人もいるそうですよ。

そして12月4日(日)には、「古代文字講座」と題して、
「たつ」の文字に関するお話を聞き、
消しゴムハンコをつくるワークショップが行われました。

講師は、古代文字について個人でも深く勉強されている
大田原女子高等学校 国語科の小勝 雅明先生。

小勝先生からは、なるほど!と思う漢字から、えっそうだったの!?
という漢字まで、とてもおもしろいお話をしていただきました。

ちなみに「辰」という文字は、ハマグリが足を出して歩く姿
「龍」の右側の部分は蛇、立は角、月は牙や爪なのではないかと
言われているそうです。

漢字について教わったあとは、消しゴムハンコ作り。
小学3年生からご年配の方まで、
教わった古代文字や辰のイラストなどを使い、
それぞれ思いのままに作って楽しみましたよ。

龍にまつわる展示から、文字の成り立ちまで、理解を深めることができ、
なんだか2012年がとても待ち遠しくなりました。

風土記の丘資料館 小川館の展示会
「辰を考古学する」は1月29日(日)まで。

ぜひ、この機会に「 辰 」について目を向けてみてはいかがでしょうか?

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なす風土記の丘資料館 小川館
〒324-0501 栃木県那須郡那珂川町小川3789
TEL 0287-96-3366 / FAX 0287-96-3340 

開館時間  9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日  毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
     祝日の翌日(ただし土・日曜日は開館)
     年末年始 (12月28日 ~ 1月 4日まで)

冬休み小中学生向け展示会「辰を考古学する」
会期 平成23年12月 3日(土)~平成24年 1月29日(日)

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★posted by『batoinfo』★

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